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マルチビタミンについての基礎知識

サプリメントとは何か

日常生活で不足しがちなビタミンやミネラルなどを補うための食品であり、「栄養補助食品」「健康補助食品」とも呼ばれる。形状は様々で錠剤、カプセル、飲料、ゼリーなどに大別される。サプリメントの先進国と言われているのはアメリカで、日本では90年代から健康思考が高まり、現在は国民の7割がなんらかの機能食品、ビタミン剤、ドリンク剤を愛用している。

マルチビタミン剤の長所

医療エキスパート、Carly Stewart博士は、マルチビタミン剤には多くの健康上の利点があると語る。

マルチビタミン&ミネラルを飲むメリット

マルチビタミン剤を飲めば、通常の食事では得にくいビタミンやミネラルを充分に摂取できます。さまざまな身体機能を改善し、心の健康を維持する効果があります。また、ストレスの軽減にも役立ちます。


マルチビタミン&ミネラルを飲むデメリット

マルチビタミン剤を飲んでいると、普段の食事に注意を払わなくなる可能性があります。サプリメントを飲むだけではなく、普段の食事を高める努力も行うべきでしょう。また、脂溶性のビタミンAとビタミンDは、摂取しすぎると体内組織に蓄積されます。どのビタミンでも、1日の推奨摂取量の100%を超える量が含まれるマルチビタミン剤は避けるべきでしょう。ビタミン過剰症を引き起こすおそれがあります。

マルチビタミンの効果@

2015年、オーストラリアのスウィンバーン大学の研究では、マルチビタミン・ミネラルの効果を検証する実験が行われました。58人の健康的な男女が参加した実験では、ビタミン剤を摂取するグループと偽薬を摂取するグループに分かれて、一か月の検証期間が設けられました。
偽薬 マルチビタミン
実験前 実験後 実験前 実験後
ビタミンB6(nmol/L) 85.00 89.73 84.95 251.45
葉酸(nmol/L) 944.25 943.17 954.63 1022.71
ビタミンB12(pmol/L) 304.88 301.04 286.15 350.58
ホモシステイン(μmol/L) 11.43 11.78 10.75 9.86
C反応性タンパク(mg/L) 2.12 1.40 1.23 1.30
実験の結果、マルチビタミン・ミネラルを摂取したグループは、ホモシステインの濃度減少し、血中のビタミンBの濃度が上昇したことが判明しました。そして、気分状態特性尺度(POMS)のサブスケールである”抑うつ−落込み”の項目のスコアが減少し、気分の改善に役立ったことが分かりました。

マルチビタミンの効果A

2011年、オーストラリアの研究では、マルチビタミン・ミネラル・植物サプリメント効果を検証する実験が行われました。50人の男性が参加した実験では、摂取目安量より高いレベルのマルチビタミン、ミネラル、抗酸化物質、植物エキスを含むサプリメントを摂取するグループと、偽薬を摂取するグループに分かれて、一か月の検証期間が設けられました。
偽薬 マルチビタミン
実験前 実験後 実験前 実験後
GHQ 34 36(+2.8) 36 31(-4.7)
DASS 7.3 5.6(-1.3) 8.5 5.7(-2.8)
VAMS(総合スコア) 24.9 26.4(+1.6) 26.7 22.7(-3.9)
VAMS(注意力) 25.6 27.6(+2.0) 29.4 24.2(-5.2)
実験の結果、通常の日常活動の実施能力または、身体症状や不眠、不安や鬱など心理的障害を示す感情を含む新しい症状の発生を評価する精神健康調査(GHQ)のスコアが、マルチビタミンのグループで著しく改善したことが分かりました。また、身体症状(ドライマウス等)と気分症状(動揺等)を評価するうつ病不安ストレス尺度(DASS)の総合スコア、主観的な気分を評価する視覚アナログ気分尺度(VAMS)の注意力の項目も、マルチビタミンのグループで改善したことが分かりました。

マルチビタミンの効果B

2012年10月に公開された、ハーバード大学医学部のJ. Michael Gaziano氏の研究によると、マルチビタミンの長期間の服用で癌の発症リスクを最大8%低下させることが判明した。 50歳以上の男性医師1万4641人が参加した実験では、評価の指標として前立腺癌や大腸癌、その他の癌のリスクを設定した。一定の期間が経過してから調べてみると、ビタミン服用群の癌発症リスクは、ビタミン剤を服用していない群と比較して低いことが判明した。

マルチビタミンの効果C

20歳〜50歳までの男女114人が参加した実験では、ビタミンB群、C、D、E、ミネラル、抗酸化物質、薬用ハーブが含まれたビタミン剤を摂取し、四か月の検証期間が設けられました。実験後に認知力、気分、ストレス、睡眠、エネルギーレベルの効果を検証しました。
偽薬 マルチビタミン
エネルギー、精神の機敏さ 11.9% 29.1%
気分、感情、精神面の改善 8.5% 23.6%
睡眠の向上 5.1% 15.5%
ビタミン剤を摂取したグループの60%は、サプリメントによる改善を自覚していた。特に効果が高かったのは、エネルギー、気分、精神面の向上でした。

エネルギー部分について効果が見られた人の感想
  • 朝早く起きるのが楽になった
  • もっとエネルギーがあると感じる
  • リラックス効果とエネルギー効果を感じる
  • サプリメント摂取の期間エネルギーレベルは高く、殆どの時間楽しく感じた
  • 特に朝方、精神の機敏さを感じた
  • 身体の疲れが少ないと感じた
偽薬を摂取したグループと比較して、精神の機敏さに効果があったと答えた人は、平均17.2%、女性のグループで22.5%も高いことが判明しました。実験結果から、マルチビタミン&ミネラルが参加者のエネルギーを向上させたことが分かります。

気分やストレスの部分で効果が見られた人の感想
  • 前よりリラックスできており、気分も安定している
  • ストレスレベルが低くなり、落ち着いていると感じる
  • 気分が高まった
偽薬を摂取したグループと比較して、精神面の改善に効果があったと答えた人は、平均15.1%、女性のグループで20%近く高いことが判明しました。実験結果から、マルチビタミン&ミネラルが参加者気分を向上し、ストレスを軽減したことが分かります。

睡眠が改善した人の感想
  • 以前より疲れを感じない、寝つきがよくなった
  • 落ち着いて眠れるようになった、夜の睡眠が改善した
  • サプリメントが睡眠を促進したと感じた
偽薬を摂取したグループと比較して、睡眠の改善に効果があったと答えた人は、平均10%%高いことが判明しました。

マルチビタミンの効果D

2009年、オーストラリアのディーキン大学の研究では、マルチビタミンが介護施設に入居する高齢者の骨、栄養状態の改善に役立つか調査しています。サプリメントを摂取するグループと、偽薬を摂取するグループに分かれて、六か月の検証期間が設けられました。

栄養状態の比較

偽薬(43人) マルチビタミン(49人)
25(OH)D (nmolL?1) -6.0 +27.4
葉酸(nmolL?1) -0.4 +13.0
ビタミンB12(pmolL?1) -32.4 +145.6

栄養欠乏症の割合

偽薬 マルチビタミン
実験前 実験後 実験前 実験後
25(OH)D (50 nmolL?1以下) 83% 90% 77% 23%
葉酸(7 nmolL?1以下) 13% 21% 14% 0%
ビタミンB12(200 pmolL?1以下) 31% 40% 30% 6%
実験後、マルチビタミンのグループの、血清25(OH)D、葉酸、ビタミンB12の濃度が大きく改善されたことが分かりました。そして、マルチビタミンのグループは、それらの栄養素の欠乏症の人の割合が著しく減少したことが分かりました。また、超音波骨密度測定法(QUS)により、マルチビタミンのグループの高齢者の骨密度が改善したことが分かりました。そして、マルチビタミンのグループの患者の転倒の頻度は、偽薬のグループに比べ63%も低い結果になりました。

マルチビタミンの効果E

アメリカのタフツ大学の研究では、1日の摂取量100%が含まれる健康的な中高齢者の栄養状態の改善に役立つか調査しています。 50〜87歳の80人が参加した実験では、ビタミン剤を摂取するグループと偽薬を摂取するグループに分かれて、56日間の検証期間が設けられました。

栄養状態の比較

偽薬(39人) マルチビタミン(41人)
実験前 実験後 実験前 実験後
葉酸(nmol/L) 23.3 23.8 23.3 33.0
ピリドキサールリン酸(nmol/L) 43 44 55 75
ビタミンB12(pmol/L) 232 225 286 326
ホモシステイン(μmol/L) 9.6 9.5 9.5 8.6
8週間後、マルチビタミンのグループは、偽薬のグループに比べ、血漿ビタミンBの濃度が状態が著しく上昇し、ホモシステイン濃度が減少したことが分かりました。マルチビタミングループの血漿葉酸、ピリドキサールリン酸、ビタミンB12の濃度はそれぞれ、41.6%、36.5%、13.8%も上昇ましたが、偽薬のグループでは大きな変化が見られませんでした。

マルチビタミンの効果F

オーストラリア、スウィンバーン大学の研究では、栄養サプリメントが高齢男性の認知力に与える影響について調査しています。実験では、殆ど体を動かさない生活を送る50〜74歳の中高齢男性51人が参加し、ビタミン剤を摂取するグループと、偽薬のグループに分かれて8週間の検証期間が設けられました。実験の結果、ビタミン剤のグループの文脈認識の記憶パフォーマンスが改善したことが判明しました。ビタミン剤を摂取したグループのビタミンB12、葉酸の濃度が上昇し、ホモシステインの濃度が減少したことが判明しました。調査の結果、マルチビタミンの摂取は、認知機能の低下のリスク要因の改善に効果があることが分かりました。そして、この実験結果は、毎日のマルチビタミンの摂取が、認知低下の危険性のある高齢男性のエピソード記憶の改善に繋がることを示唆しています。

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